コールドチューブは、コンプレッサーのエアーを利用し、冷風と熱風の二種のエアーを瞬時に造り出すエアー機器です。本体はステンレス製で軽くコンパクトで、又、内部に回転部が無いので保守の心配がいらない、という利点を持っております。各種機械装置の構成部品として、又、製造・組み立て・検査等さまざまな作業現場の冷却用に、あるいは制御ボックスなど小スペースのクーラーとして、多くの用途に末永くお使いいただけます。
能力
- ◎温度:-46℃~127℃
- ◎空気消費量:57ℓ/min~4248ℓ/min
- ◎冷却能力:Max. 2570kcal/h
操作
(1)冷風の風量及び温度は熱風出口にあるコントロールバルブで調整ができます。
(2)風量の調節は、供給空気量に対し20%~50%の間で行って下さい。コントロールバルブを開くと冷風の風量と温度が下がります。(閉じると上昇します。)
(3)冷風比率80%(最大冷風量発生)で使用されることが効率的な使い方です。
★この場合、十分な冷風量が得られない場合は、より以上の流量に対応できるジェネレーター(別売)に交換して下さい。
★冷風側の吐出音を下げる場合は専用の冷風マフラー(別売)をご使用下さい。
(2)風量の調節は、供給空気量に対し20%~50%の間で行って下さい。コントロールバルブを開くと冷風の風量と温度が下がります。(閉じると上昇します。)
(3)冷風比率80%(最大冷風量発生)で使用されることが効率的な使い方です。
★この場合、十分な冷風量が得られない場合は、より以上の流量に対応できるジェネレーター(別売)に交換して下さい。
★冷風側の吐出音を下げる場合は専用の冷風マフラー(別売)をご使用下さい。
構造
コンプレッサーより供給された圧縮空気は、スピンチャンパー(回転室)内のジェネレーターで回転(渦状)させられ、膨張して壁面にそってチューブ内を通過し、出口(熱風出口)より排出されます。
しかし、排出されずに残った空気は回転を続けながらチューブの中央部を通り、反対方向の出口(冷風出口)より排出されます。この時、チューブ内の外周部と中心部の運動エネルギーの違いにより熱交換が行われ、冷風と熱風の2種のエアーが発生します。
しかし、排出されずに残った空気は回転を続けながらチューブの中央部を通り、反対方向の出口(冷風出口)より排出されます。この時、チューブ内の外周部と中心部の運動エネルギーの違いにより熱交換が行われ、冷風と熱風の2種のエアーが発生します。
機種
Model | 空気消費量(ℓ/min) | 冷却能力(kcal/H) | 寸法図 | |
---|---|---|---|---|
S型 | 3202 | 57 | 34 | |
3204 | 113 | 69 | ||
3208 | 227 | 139 | ||
M型 | 3210 | 283 | 164 | |
3215 | 425 | 252 | ||
3225 | 708 | 428 | ||
3230 | 850 | 504 | ||
3240 | 1133 | 706 | ||
L型 | 3250 | 1416 | 857 | |
3275 | 2124 | 1285 | ||
3298 | 2832 | 1714 | ||
3299 | 4248 | 2570 |
冷却能力比較表(単位:℃) ★上段:冷風の下降温度 ★下段:熱風の上降温度 ※冷風比率とは、供給空気総量を100とした場合の冷風量の比率です。
供給空気圧 (kg/cm2) | 冷風比率(%) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
20 | 30 | 40 | 50 | 60 | 70 | 80 | |
2 | 41 | 39 | 37 | 33 | 29 | 24 | 18 |
10 | 16 | 24 | 32 | 42 | 54 | 69 | |
4 | 56 | 54 | 51 | 46 | 40 | 32 | 24 |
13 | 22 | 32 | 44 | 57 | 72 | 91 | |
6 | 65 | 63 | 58 | 52 | 45 | 37 | 28 |
14 | 24 | 35 | 48 | 64 | 81 | 102 | |
8 | 71 | 68 | 63 | 57 | 50 | 40 | 30 |
14 | 25 | 38 | 52 | 68 | 86 | 108 |
クーリングセット